廃用身
2003年6月10日さすがに6日もまとめ書きするとしんどいです(笑)
それに精神的に弱ってた時の日記は自分で読み返して
みてもしょーもないっすね。まぁ、そういう時も
あるさ!ってことで今日の日記です
俺は昨日また小説が読みたくなり、なんかエゲつない
話の小説ないかなって探していると
ありました
「廃用身」久坂部 羊 著 幻冬舎
幻冬舎やし、これほどまでにグロテスクなミステリー
があっただろうか?って推薦されてるし、しかも
デビュー作やからおもろそうやなってことで購入しました
見事ハマりました
俺的には五つ星つけてもいいぐらいおもろかったです
まずこの「廃用身」という言葉、実際に医学用語で
存在するらしいです。麻痺とかで2度と動くことの
ない体の部分のことを指す言葉らしいです。
著者自身が医者なんやから間違いないでしょう(笑)。
で、内容なんですが、始めは研究報告みたいな文体で
書かれていて、途中からドキュメントっぽい文体に
なっている小説でした。まぁ、一言で言えば
小説の中に小説があるって感じです。
最初、主要人物となる漆原という医者が麻痺とかで
身体の一部が動かなくなった老人の介護について
これからどうするべきか?みたいなことを述べます。
そして、漆原は動かなくなった手足(廃用身)で苦しむ
老人達を救うために一つの方法を思いつきます
そう、それは
廃用身の切断
という方法でした
これは一見非人道的と思われますよね?でも、漆原
の論理を読んでいると、なるほどこれなら切断した
ほうがエエなって思わせられます。
そして、彼は実際に切断を行っていくワケなんですが、
やっぱりこれに対して反対する人もでてきますよね。
廃用身の切断ということに反対する意見がでてきて
から物語が大きく展開していきます。
このままやと「ありがとう 浜○淳」みたいに
物語の内容を全部言ってしまいそうなので、この辺
で終わりにしときます。あ、それからこの本の最後は
とても憎い演出がありました(笑)。
ちなみに俺は廃用身の切断には大賛成です。
オマエは何を考えとんねん?って思われるかもしれ
ませんが、俺はなんと言われようとこの意見は変えません。
やっぱり、2度と動かない手足などを残しておくこと
は無駄ですし、それがあるために逆に色々と負担が
かかることが多いと思います。奇跡が起きて機能
回復することがあるかもしれんやんけ!って反論
があるかもしれませんが、奇跡は起きないからこそ
奇跡なんですよ。
そんな無意味なモノにすがりついて、結局起きなかった
場合のショックを考えれば、もう無理なものは無理
と考えて、前へ進むために余計なものは切除した
ほうがいいと考えます。
それで、その廃用身を失った状態でいかに上手く
これからを過ごしていくか、を考えていったほうが
奇跡を信じて苦しい時を過ごすよりよっぽど合理的
だと思います。このことは老人だけでなく、今の
自分にも置き換えられることやと思います。
例えば
俺は自炊ができない→ならそれを認めてその分生で
食べれて栄養のある物やサプリメントを多くとればいい
俺は身体が小さい→なら小さくても大きいやつを倒せる
ような力を身につけるために筋トレなどの努力をすればいい
俺は天才じゃない→なら天才が思いつかないような
悪知恵で出し抜けばいい
俺は弱い→なら気合や根性で負けないようにすればいい
ってな感じに無駄な努力をするよりか、自分の現状を
冷静に判断して、それを受け入れた上でどうすれば
いいかを考えたほうがよっぽど建設的です。
無駄に無い物ねだりをしても、後に残るのは結局
夢破れて落ち込む自分だけです。
夢を見るなってことは言いませんが、可能性のない
事にいつまでも縛られててもダメだと思います。
まぁ、でも、これはあくまで自分自身の場合で、実際
自分の身内がそういう状況になったら切断せんといて
くださいって言います。自分のことは自分のことで
割り切れるけど、自分の身内や友達に対しては
やっぱし感情的になってまいますね。どんな状態に
なってもやっぱし手足があるままで生きていて欲しいと。
ちなみに俺は国民年金も払ってないんで
長生きするつもりありませんけど(笑)。
でも、今はまだまだ成長途中やと思ってるんで、意地
でも死にたくないです。むしろ時間が経つのをもっと
遅くしてくれと頼みたいくらいです。
できれば体が衰えたところで痛くないようにスパっと
この世から消える方法を誰か開発しておいて欲しいですね。
苦しむのは絶対嫌ですので(笑)。
とまぁ、熱く語ってまいました
ちなみに本読み終わった後
昨日ビデオにとっておいた
「やるヌキッ祭」
を見てました
やっぱ美人の口からめっちゃエゲつない下ネタがでると
ドキドキして楽しいですね
今日一番の幸せな時間でした
今日の一曲
Janne Da Arc
「Liar」
それに精神的に弱ってた時の日記は自分で読み返して
みてもしょーもないっすね。まぁ、そういう時も
あるさ!ってことで今日の日記です
俺は昨日また小説が読みたくなり、なんかエゲつない
話の小説ないかなって探していると
ありました
「廃用身」久坂部 羊 著 幻冬舎
幻冬舎やし、これほどまでにグロテスクなミステリー
があっただろうか?って推薦されてるし、しかも
デビュー作やからおもろそうやなってことで購入しました
見事ハマりました
俺的には五つ星つけてもいいぐらいおもろかったです
まずこの「廃用身」という言葉、実際に医学用語で
存在するらしいです。麻痺とかで2度と動くことの
ない体の部分のことを指す言葉らしいです。
著者自身が医者なんやから間違いないでしょう(笑)。
で、内容なんですが、始めは研究報告みたいな文体で
書かれていて、途中からドキュメントっぽい文体に
なっている小説でした。まぁ、一言で言えば
小説の中に小説があるって感じです。
最初、主要人物となる漆原という医者が麻痺とかで
身体の一部が動かなくなった老人の介護について
これからどうするべきか?みたいなことを述べます。
そして、漆原は動かなくなった手足(廃用身)で苦しむ
老人達を救うために一つの方法を思いつきます
そう、それは
廃用身の切断
という方法でした
これは一見非人道的と思われますよね?でも、漆原
の論理を読んでいると、なるほどこれなら切断した
ほうがエエなって思わせられます。
そして、彼は実際に切断を行っていくワケなんですが、
やっぱりこれに対して反対する人もでてきますよね。
廃用身の切断ということに反対する意見がでてきて
から物語が大きく展開していきます。
このままやと「ありがとう 浜○淳」みたいに
物語の内容を全部言ってしまいそうなので、この辺
で終わりにしときます。あ、それからこの本の最後は
とても憎い演出がありました(笑)。
ちなみに俺は廃用身の切断には大賛成です。
オマエは何を考えとんねん?って思われるかもしれ
ませんが、俺はなんと言われようとこの意見は変えません。
やっぱり、2度と動かない手足などを残しておくこと
は無駄ですし、それがあるために逆に色々と負担が
かかることが多いと思います。奇跡が起きて機能
回復することがあるかもしれんやんけ!って反論
があるかもしれませんが、奇跡は起きないからこそ
奇跡なんですよ。
そんな無意味なモノにすがりついて、結局起きなかった
場合のショックを考えれば、もう無理なものは無理
と考えて、前へ進むために余計なものは切除した
ほうがいいと考えます。
それで、その廃用身を失った状態でいかに上手く
これからを過ごしていくか、を考えていったほうが
奇跡を信じて苦しい時を過ごすよりよっぽど合理的
だと思います。このことは老人だけでなく、今の
自分にも置き換えられることやと思います。
例えば
俺は自炊ができない→ならそれを認めてその分生で
食べれて栄養のある物やサプリメントを多くとればいい
俺は身体が小さい→なら小さくても大きいやつを倒せる
ような力を身につけるために筋トレなどの努力をすればいい
俺は天才じゃない→なら天才が思いつかないような
悪知恵で出し抜けばいい
俺は弱い→なら気合や根性で負けないようにすればいい
ってな感じに無駄な努力をするよりか、自分の現状を
冷静に判断して、それを受け入れた上でどうすれば
いいかを考えたほうがよっぽど建設的です。
無駄に無い物ねだりをしても、後に残るのは結局
夢破れて落ち込む自分だけです。
夢を見るなってことは言いませんが、可能性のない
事にいつまでも縛られててもダメだと思います。
まぁ、でも、これはあくまで自分自身の場合で、実際
自分の身内がそういう状況になったら切断せんといて
くださいって言います。自分のことは自分のことで
割り切れるけど、自分の身内や友達に対しては
やっぱし感情的になってまいますね。どんな状態に
なってもやっぱし手足があるままで生きていて欲しいと。
ちなみに俺は国民年金も払ってないんで
長生きするつもりありませんけど(笑)。
でも、今はまだまだ成長途中やと思ってるんで、意地
でも死にたくないです。むしろ時間が経つのをもっと
遅くしてくれと頼みたいくらいです。
できれば体が衰えたところで痛くないようにスパっと
この世から消える方法を誰か開発しておいて欲しいですね。
苦しむのは絶対嫌ですので(笑)。
とまぁ、熱く語ってまいました
ちなみに本読み終わった後
昨日ビデオにとっておいた
「やるヌキッ祭」
を見てました
やっぱ美人の口からめっちゃエゲつない下ネタがでると
ドキドキして楽しいですね
今日一番の幸せな時間でした
今日の一曲
Janne Da Arc
「Liar」
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