春休み最終日

2003年4月3日
結局、朝方まで友達Gと話してました。
つっても、話してた内容はくだらんもんばっかし
やったと思いますが。んでも、これで1年はGと
会えなくなるワケですから、そのくだらん会話も
また大事といったもんでしょうか。

Gとは小学校1年の運動会で初めて知り合いました。
赤組白組にわかれて勝負する徒競走で俺とGはたまたま
同じ組になり、赤組ということで「俺がこけたら
後は頼むな!」ってことをお互いに言い合いました。
練習の時は違う組やったんですが、本番の時、欠席者
が出たために俺はGの組で走ることになりました。
今から思うとホンマに偶然ですよね。しかも、きっかけ
が「こけたら後頼む!」という一言だけですから。

そして、本番がはじまり俺らは見事に二人ともこけてました

走り終わった後、お互いにしっかりしてくれよって
話したことから仲良くなり、その日のうちにGの家に
遊びに行くことになりました。

ここからなぜか色々と付き合うことになるものの
小学校の時は同じクラスになったのは2回だけ。
中学の時にいたっては0回でした。それでもよく
遊びました。

ちなみに俺はGのことを「努力の天才」だと思ってます。
Gはもともと足に障害をもっていたんです。それで
小学校2年の時に手術をしました。そして、小学校
6年の頃にはその障害を見事に克服して、水泳では
近畿大会に出たりするほど活躍し、走りにおいても
平均より上という結果を残せるほどになりました。

その頃の俺はというと、ちょっと勉強できるからって
調子にのってる自慢厨なプライドの塊みたいな
どーしょーもないヤツでした。でも、Gとはなぜか
ずっと気が合って遊んでました。

しかし、やはり自慢厨には敵ができるもので

小学校6年の頃、Gはそいつらの口車にのって俺を裏切りました

内容は「○○(俺)がGの悪口言いふらしてたで。」

こんな内容にひっかかるのもどうかと思いましたが、
小学生なんやから、まぁ、しゃーないやろと思いました。
そして、6年の時、せっかく同じクラスになれたのに
全く話すことなく時は過ぎていきました。
俺はその間、4年の時から仲良かった野生児のような
奴らと毎日日が暮れるまで山にある秘密基地に遊びにいったり
スーパーの試食荒らしを繰り返してました。中学受験
ひかえてたのに、こんな毎日遊んでエエんか、って
ツッコみたくなるくらい毎日山とか川とかで遊んで
ましたね。まぁ、案の定、中学受験には失敗した
ワケですが(笑)。

そして、小学校を卒業し、外で遊ぶのが嫌いな
Mちゃんと中学入学までの休みの間に担任の先生
に会いに行こうと誘われたから、学校へ行ってみると、
そこにGが居ました。はじめは俺も意地なんで
全く口はききませんでしたが、Gが


「今までホンマごめん」


この一言でわだかまりは消えました


なんで詫びいれる気になったかというと、Gが1年間
俺を見てきて、陰で悪口言いふらすようなヤツじゃない
と思い、自分が騙されていたのに気づいて詫びをいれ
たかったけど、きっかけがなかったのでできなかった。
それで親に相談したら自分のケツは自分で拭けと
言われて、俺がMちゃんと学校へ遊びに行くのを
どっかで(多分、Mちゃんが気ぃ遣ってくれたん
やと思う)聞きつけて、そこで謝ろうと考えていた、
ということでした。
俺も敵を作りまくるような自分の性格をGに詫びて
これからは気持ちを新たにやっていくと宣言し、
無事仲直りができ、中学へと入学していくわけです。
ちなみにGは学校で会ったら普通にしゃべってくれ
たらエエと言ってましたが、普通にしゃべると
俺を敵視してるグループからGも嫌がらせされる
んちゃうかなって思ってたんで、それはしませんでした。
ちゅうか、そいつら集団でないとホンマに何もできへん
奴等やから、今から思うと俺の考えすぎやったなぁ
って思ったりしてますが。

んで、中学を卒業し、俺らは別々の高校へいきましたが、
今までの関係は続きました。

そして、今回、Gは遠い山形まで行ってしまうワケ
ですが、別に今生の別れではないのであまり寂しくないです

 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
せやったらここまで長々と思い出語るなよ!


と小一時間問い詰めないでください

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