死兆星
2002年12月7日昨日の続きです
俺は京都の寒さに震えながら、チャリで駅へ向かいました
そして、駅に着き、電車の時間には間に合ったなぁ
って思いながら、ホームへ上り電車を待つ
が
いつまで経っても電車が来ません
どないなってんねん?って思いながら電車を待っていると
「神戸で人身事故があって、その影響で電車が
大幅に遅れております」
との放送が
おかげで
予想より大幅に遅れて京都に着きました
やれやれ、と思いながら乗り換えをしようとすると
ここでも電車が大幅に遅れています
これってひょっとして終電間に合わんのんとちゃうん?
という疑念が頭をよぎりました
そして
その不安は現実のものに
なんと、予想通り、私鉄の終電に間に合わないことになりました
ちなみにここでの所持金は1512円、どっかに
泊まることもできません。友達の家に行くにも
電車が動いてません。さすがにアッシーに友達を
使うのは失礼やなって思ったんで
歩き
で帰ることを決断しました。しかし、歩きでは
家まで1時間半以上はかかります。しかも、山道
でA街道を通らないといけません。そこは、夜に
なるとめっちゃ暗くて、事故も結構多いみたいで
コーナーに花束とかが置かれてるところもあり、
そこそこ長いトンネルもあります。
俺は幽霊なんぞ信じないっすけど
正直、怖いです
しかし、公園で寝て、次の日凍死で新聞に載るワケ
にもいかへんので、腹括って歩いて帰ることを決断。
ここから死の1時間半がスタートしました
駅から10分ほど経ち、A街道に着く。車に乗った
状態で見ると、大したことないんですが、歩きの
状態で見ると、限りなく長く、そして暗いです。
俺は
別に怖くはなかったんですが
ランニング程度の速さでA街道を進んでいました。
そして、段々と中腹にさしかかってくると、さらに
電気もなく、暗いです。その上、車もあまり通らず
静かです・・・・。
しかし
先を進む俺の前に突然の爆音が!
珍走団です
やべ、こんな山奥で絡まれたらシャレにならんやん
って思っていたんですが
珍A「おい、ニイちゃん、こんな夜中に何やっとんねん?」
それはこっちのセリフです
俺「ああ、終電乗り遅れて金ないからこうして歩いて
帰っとるんですわ。」
珍B「はぁ?普通そんなこと考えるか?」
珍C「んでも、金なかったらしゃーないやろ。」
珍A「ちゅうことで、ニイちゃん、気合入れて
がんばれや!」
俺「ああ、どうも。」
というワケのわからんやりとりで何事もなく、切り抜ける
ことに成功。不幸中の幸いでした。(笑)
そういう危機を乗り越えて、再び前進。
そして、一つ目のトンネルです。
ここはまだ短いんで、大したことはないんですが、
それでも、俺の歩く音が静寂の中、コツコツと
鳴り響きます・・・。
気色わりぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
と思いながら、そのトンネルを抜け、先を急ぐ。
道にあるガードレールの向こう側には片方が山、
もう片方が川。
その川には
なぜか地蔵があったりします
さすがに夜中の1時頃にそんなところを確認したく
はないので、無視してちょっと小走りにそこを
走り抜ける。
そして
俺的に最大の難関が・・・
まずは花束の置いてあるコーナー。
ここで人影が見えたら人生ENDだと思い、心の中で
「俺は非科学的な霊なんてモンの存在は認めん!」
と何度も繰り返し思いながら、逆にそのコーナーを
睨みながら通り過ぎました。
どーやら
霊も俺の気迫にビビったらしいです
さぁ、そのコーナーを抜け
いよいよやってまいりました最後の難関
そこそこ長いトンネル
ここも一気にこの勢いで抜けようと思ったんですが、
入ってみると、さっきのトンネルよりも長いので、
出口が見えず、車も全然通らず、俺の足音だけが
鳴り響くのみ・・・。
この時ばかりは異世界にでも紛れ込んだか、って
思いたくなるよーな状況でした。
でも、気をしっかり持って、とりあえず、ダッシュです!
いつまでも続くかのように思えた3分間
なんとかトンネルを脱出した俺はホっとしたのか、
一気に疲労感に襲われました。
そして、そこを抜けて残りの家までの道は、もう
全て歩きでゆっくりと帰りました。
正直、今回ばかりは北斗の拳でいうところの
死兆星が見えてたかもしれません
でも、レイが犠牲になって死兆星を消してくれたんでしょう
ちゅうか、昨日はかんなり疲れた・・・
今日の一曲
Oasis
「WonderWall」
俺は京都の寒さに震えながら、チャリで駅へ向かいました
そして、駅に着き、電車の時間には間に合ったなぁ
って思いながら、ホームへ上り電車を待つ
が
いつまで経っても電車が来ません
どないなってんねん?って思いながら電車を待っていると
「神戸で人身事故があって、その影響で電車が
大幅に遅れております」
との放送が
おかげで
予想より大幅に遅れて京都に着きました
やれやれ、と思いながら乗り換えをしようとすると
ここでも電車が大幅に遅れています
これってひょっとして終電間に合わんのんとちゃうん?
という疑念が頭をよぎりました
そして
その不安は現実のものに
なんと、予想通り、私鉄の終電に間に合わないことになりました
ちなみにここでの所持金は1512円、どっかに
泊まることもできません。友達の家に行くにも
電車が動いてません。さすがにアッシーに友達を
使うのは失礼やなって思ったんで
歩き
で帰ることを決断しました。しかし、歩きでは
家まで1時間半以上はかかります。しかも、山道
でA街道を通らないといけません。そこは、夜に
なるとめっちゃ暗くて、事故も結構多いみたいで
コーナーに花束とかが置かれてるところもあり、
そこそこ長いトンネルもあります。
俺は幽霊なんぞ信じないっすけど
正直、怖いです
しかし、公園で寝て、次の日凍死で新聞に載るワケ
にもいかへんので、腹括って歩いて帰ることを決断。
ここから死の1時間半がスタートしました
駅から10分ほど経ち、A街道に着く。車に乗った
状態で見ると、大したことないんですが、歩きの
状態で見ると、限りなく長く、そして暗いです。
俺は
別に怖くはなかったんですが
ランニング程度の速さでA街道を進んでいました。
そして、段々と中腹にさしかかってくると、さらに
電気もなく、暗いです。その上、車もあまり通らず
静かです・・・・。
しかし
先を進む俺の前に突然の爆音が!
珍走団です
やべ、こんな山奥で絡まれたらシャレにならんやん
って思っていたんですが
珍A「おい、ニイちゃん、こんな夜中に何やっとんねん?」
それはこっちのセリフです
俺「ああ、終電乗り遅れて金ないからこうして歩いて
帰っとるんですわ。」
珍B「はぁ?普通そんなこと考えるか?」
珍C「んでも、金なかったらしゃーないやろ。」
珍A「ちゅうことで、ニイちゃん、気合入れて
がんばれや!」
俺「ああ、どうも。」
というワケのわからんやりとりで何事もなく、切り抜ける
ことに成功。不幸中の幸いでした。(笑)
そういう危機を乗り越えて、再び前進。
そして、一つ目のトンネルです。
ここはまだ短いんで、大したことはないんですが、
それでも、俺の歩く音が静寂の中、コツコツと
鳴り響きます・・・。
気色わりぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
と思いながら、そのトンネルを抜け、先を急ぐ。
道にあるガードレールの向こう側には片方が山、
もう片方が川。
その川には
なぜか地蔵があったりします
さすがに夜中の1時頃にそんなところを確認したく
はないので、無視してちょっと小走りにそこを
走り抜ける。
そして
俺的に最大の難関が・・・
まずは花束の置いてあるコーナー。
ここで人影が見えたら人生ENDだと思い、心の中で
「俺は非科学的な霊なんてモンの存在は認めん!」
と何度も繰り返し思いながら、逆にそのコーナーを
睨みながら通り過ぎました。
どーやら
霊も俺の気迫にビビったらしいです
さぁ、そのコーナーを抜け
いよいよやってまいりました最後の難関
そこそこ長いトンネル
ここも一気にこの勢いで抜けようと思ったんですが、
入ってみると、さっきのトンネルよりも長いので、
出口が見えず、車も全然通らず、俺の足音だけが
鳴り響くのみ・・・。
この時ばかりは異世界にでも紛れ込んだか、って
思いたくなるよーな状況でした。
でも、気をしっかり持って、とりあえず、ダッシュです!
いつまでも続くかのように思えた3分間
なんとかトンネルを脱出した俺はホっとしたのか、
一気に疲労感に襲われました。
そして、そこを抜けて残りの家までの道は、もう
全て歩きでゆっくりと帰りました。
正直、今回ばかりは北斗の拳でいうところの
死兆星が見えてたかもしれません
でも、レイが犠牲になって死兆星を消してくれたんでしょう
ちゅうか、昨日はかんなり疲れた・・・
今日の一曲
Oasis
「WonderWall」
コメント